三菱PLC/シーケンサ・ラーニング(動画講座)

三菱PLC/BIN、BCD数値(データ)の表現

BINデータ構造

データレジスタ:DレジスタやWレジスタ または8点ののビットの列などは以下のような2進数のデータ構造となっています。(BIN)

一般に8ビットを1バイト,16ビット(2バイト)を1ワードといいます。

プログラム上の表示は10となっている時:1と3のビットが1となり合計10となります。

仮に0,1,2,3の1となっている時は1+2+4+8=15となります。

BCDデータ構造

さてBINデータ構造を説明しましたが、BCDデータ構造もあります。

表示機などBCDで表示するものが多いので、シーケンサ内でのBIN表示では(BIN構造)では、構成が違うので表示できなくなります。

その為に表示できるようなビット構造にする必要があります。

以下がBCDのビット構造となります。

右から1の数値、2の数値、4の数値、8の数値となり 最大数値は9となります。

BCDで10を表示させるには:2の数値、8の数値のビットが1となっていれば10となります。

通常回路上ではBINなので、BINデータ=D102、BCD返還後のデータ=D110とした場合

[ BCD D102 D110 ] の演算命令でビットの変換処理がされます。

シーケンサCPU

シーケンサCPUでは,すべての情報をONとOFF,あるいは1と0の状態により記憶し,
処理しています。

したがって数値演算も,この1と0で処理した数値,すなわち2進数
(Binary number …バイナリ・BIN)で処理しています。

2進数=バイナリ・BIN

一方,私たちの日常生活では,10進数がわかりやすく最もよく使われています。

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そこでシーケンサに数値を指令するとき,あるいはシーケンサの数値情報を読む(モニ
タ)ときには,10進数から2進数へ,あるいは2進数から10進数への変換が必要になり
ます。そのためにプログラミングツールにはその変換機能が持たせてあります。

またプログラムの命令の中にも変換機能を持つものが用意されています。

10進数と2進数,16進数,2進化10進数(BCD)の表現と,その関係について

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