機械がどうのこうのと言っても良くわからないから
途中で挫折してしまうんですね。
仕事で後がない状態なら、必死でやりますが、
ちょこっと勉強してみようかと思っているだけでは、なかなか理解することが難しいのが現実です。
なので、
身近な事からシーケンスを考えてみたいと思います。
ほとんど現実的ではありませんが、考え方は実用的です。
では、
テレビのリモコンをシーケンス回路で作っていきましょう。
テレビのリモコンのボタンは何があるか考えてみましょう。
仕様は、大体このような感じですね。
1)電源入り切
2)チャンネル番号
3)ボリュームUP/DOWN
4)録画ボタン(予約なし)
5)録画中は他のチャンネルが見れる
6)W録画が出来る
7)W録画中はのチャンネルが見られない
8)W録画中は録画した番組が見れる
最近のテレビはこのぐらいの機能を持っていますね
これをシーケンサーのINPUT/OUTPUTにあてはめてみると
INPUT
1)電源入り切 X000、X001
2)チャンネル番号 X011~016 (BSはなし)
3)ボリュームUP/DOWN X020,X021
OUTPUT
1)電源入り切 Y030
2)チャンネル番号 Y041~Y046
3)ボリュームUP/DOWN Y050、Y051
4)録画1 Y052
5)録画2 Y053
6)録画済番組
フローはこんな感じです
フリーハンドで書きましたが、
あなたのイメージと違いましたか?
初めに、動作してはいけない条件を最初に持ってきます。
絶対条件をインターロックしてフローが始まります。
必要条件はその都度追加していきます。
タイムアップとなりましたので
ラダーシーケンスを考えてみて下さい。
またあとで、
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プログラムを作っていくと少し矛盾が出てきますので、その時はフローを修正しましょう
修正したフロー
フリーハンドで書いていますのでチョイ見ずらいです。
これからのラダー回路が以下の通りです。
1)電源回路
2)ボリューム、録画の回路
3)チャンネル回路
4)録画済み視聴可回路
一部日常ではありえない内容も含まれています。
録画動作中アンサーバックなどです。
基本的にリモコン側にインターロックはあり得ませんので、制御の仕方として理解してもらえれば良いと思います。
ラダー回路は以下のようになります。