シーケンサハード構成
シーケンサのハード構成から話を進めていきます。
ハードが理解できなくても、ソフトを作る上では問題ありません。
しかしながら
何かあった時に、ソフトのエラーチェックだけで解決出来ない時は
ハードが触れないと先に進むことが出来ないので、理解しておくことは必須です。
特殊ユニットは基本ベースに付けることが鉄則ですが、
CCリンクについては、増設ベースに取り付けることができます。
CCリンクハード構成
STATION No.
始まりのSTATION No.は 00から始まります。
B.RATE は特別なことが無い限りデフォルト(0)で問題ありません。
リモート側のSTATION No.は
リモートカード本体右側のデップスイッチで設定します。
B.RATEはマスターカードと合わせます。
終端抵抗
CC−Linkの終端抵抗は下記2種類です。いずれもCC−Linkマスタ・ローカルユニットに同梱しています。
(1)110Ω、1/2W、(茶茶茶)×2個:CC−Link専用ケーブル、Ver1.10対応CC−Link専用ケーブル用
(2)130Ω、1/2W、(茶橙茶)×2個:CC−Link専用高性能ケーブル用
2種類ありますので、110Ωの抵抗を使用します。
市販の110Ωの抵抗でも問題ありません
通信ケーブル
FANC-110SBH 0.5sq-3C
数社から販売されています。
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CC-Link のバージョン
ネットワークパラメータ設定
CCリンクマスターカードの先頭番号(ベースに割り付けられたI/O番号) X/Y120~
CCリンクカード接続台数 2台
リモート入出力リフレッシュデバイス 実際のI/Oアドレス X200/Y200
リモートレジスタリフレッシュデバイス 先頭番号 D1000/D2000
(1局番あたり I/O 32点 、 レジスタ 4W(4個)の割り当てがあります)
以上により
1局目は入力32点 X200~X21F
2局目は出力32点 Y220~Y23F となります。
Dレジスタは今回未使用となります。
この状態で局情報も自動的に作成されます。
リモートデバイス局(特殊ユニット)についてのパラメータ設定は、
リモートデバイス局イニシャル設定で行うことができます。
プログラムでもできますので使いやすい方で設定すると良いでしょう。
詳しくは別の日にお話しします。
以上で簡単な設定が出来ました。
電源を入れて確認しましょう。
デバイス割り付けの考え方
私が使用していたCCリンク設定表を差し上げますので以下から申請してください。
ダウンロード案内メールを送ります。自動割り付けするフォーマットです。
もちろん無料で配布しています。
CCリンクハード設定とアドレス設定表を申請する
以下の内容を自動割り付けするフォーマットです。