三菱PLC/シーケンサ

シーケンサ入出力方法/デジタル表示器、7セグメント

最近はタッチパネルで操作ボタンも数字表示もやってしまうので、今更デジタル表示機なんて思っている人もいろと思いますが、まだまだデジタル表示機も頑張っているんです。

数字表示だけでならタッチパネルでやるよりデジタル表示器(7セグメント表示)の方が、リーズナブルで多くの事を考える必要がないし、タッチパネルの場合は画像の設計と専用ソフトが必要になります。
また、スペースの関係からタッチパネルより表示器だけの場合が良い時があります。

タッチパネルや表示器だけでなく、三菱シーケンサどうしの信号取り合いならそのままの入出力でが、他メーカーとの信号取り合いの場合BCD信号の取り合いが多いです。

その為BCD信号とBIN信号の違いをよく理解しておくことが大事です。

参考⇒ 三菱PLC/BIN、BCD数値(データ)の表現

7セグメントとは

縦、横 7本のセグメントの構成で0~9までの表示をコントロールしています。

基本的にデジタル表示機の1桁の表示は

BCD1,2,4,8の4信号をデジタル表示機に送れば0から9の表示ができます。

BCD1,2,4,8の4信号 端子ナンバー10,3,5,9に当てはまります。

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デジタル表示出力回路

1桁あたりのシーケンサ出力回路は以下のような感じになります。

プログラムの表現は

[ BCD K7 k1Y2A0 ]となります。

シーケンサー内はBINなので BSD変換で K7=係数7 を Y2A0からK1=4ビット 転送する となります。

以上から4桁のシーケンサ出力回路は以下のようになります。

4けたのBCD表示器では16ビットの出力が必要となります。

プログラムの表現は

[ BCD K1234 k4Y2A0 ]となります。

メーカーリンク

他にも製作メーカーはありますが、通常使っているメーカーリンクを下記の記録しておきます。

なお、単品表示器ではサイドカバーや表示器用コネクターが必要になります。

手配する時は忘れないように。

OMRON デジタル表示ユニット

IDEC DDユニットディスプレイ