CC-Link システムの基本構成
CC-Link システムは,マスタ局,リモートI/O 局,リモートデバイス局,インテリジェントデバイス局,ローカル局で構成されます。
良く使用されるのは、マスタ局とリモートI/O局とのリンクが多いです。
リモート局にはI/Oユニットのほかにアナログユニットなどのデバイス局も使用できます。
他社との通信ではマスタ局とローカル局としてCCリンクで通信を行います。
以下のようなスタイルが多いですがマスタ局の終端抵抗をはずし2系統目のCCリンクを繋ぐこともできます。
配線方法
● 終端抵抗は,DA-DB 間に接続してください。
● CC-Link 専用ケーブルのシールド線は,各ユニットの“SLD” に接続し“FG” を経由して両端をD 種接地(第三種接
地)してください。SLD とFG はユニット内部で接続されています。
● マスタ・ローカルユニットの接続位置に制約はありません。(局番順に接続する必要はありません。)
● スター接続はできません。ただし,T 分岐接続は可能です。
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ノイズの多い場所でのCCリンクケーブルについて
メインCPUからCCリンクを使用
QJ61BT11N からは2系統のリンクケーブルが接続できます。
行先は任意の場所に設置できます。
ただしノイズの影響を考えて距離により伝送速度をパラメーターで切り替えます。
スピードアップを優先してもあまり意味はありませんので特別なことが無ければデフォルトで使用しても問題ありません。
特にノイズがひどい場所にケーブルを引く場合は光ケーブルを使用します。
この場合、リピーターユニットが必要となります。
型式はAJ65SBT-RPSで送信側と受信側に必要です。
CCリンクカードからリピーターユニットまでは通常のCCケーブルとなります。