A0J2CPUからのリニューアルです。
A0J2CPUからの電線が問題なくQCPUにつなぐことが出来たら特別なサポート金具を使う必要はありません。
現場の稼働に時間制限がある時、綺麗にリニューアルすることも必要ですが、時間制限の中でリニューアルする時には、時間短縮で出来る方法を考えなくてはなりません。
今回は、本当に時間がなかったので、午前中に交換部品の撤去と取り付け、CPUの取り外しリニューアル部品の取り付け段取り。
午後から結線を完了して試運転と1日で終わらせなければいけないのです。
その為CPUのリニューアルを時間短縮する必要があり、リニューアル金具を利用しました。
このリニュアルツールを使うと今までのスペースで交換できるので、スペースを気にすることなく交換が出来ます。
注意点は、順番に接続していかないと後で簡単に組み直しが出来ませんので手順を間違えないで組み立てることです。
リニューアル後は以下のような感じになります。
現実は
使用機器は
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具体的な内容としては
A0J2-E56DR
入力 32点 出力 24点
A0J2-E28DR
入力 16点 出力 12点
QCPUに置き換え後
三菱 シーケンサー Q33B ベースユニット 1台
三菱 シーケンサー Q61P 電源 1台
三菱 シーケンサー Q00UCPU CPU 1台
三菱 シーケンサー Qx41Y41P 入出力カード 2台
三菱 AOJ2リニューアルツール SC-A0JQSEL-U2 取り付け台 1台
三菱 AOJ2リニューアルツール SC-A0JIF28DR インターフェース 1台
三菱 AOJ2リニューアルツール SC-A0JQIF56DR インターフェース 1台
三菱 AOJ2リニューアルツール SC-A0JQ-C03M2 接続ケーブル 4台
オムロン AVR DC電源 S8VS
Q0J2は内部電源を使用しているときには、置き換えた時には別途DC電源が必要となります。
インターフェースユニットにも電源が必要です。
SC-A0JQIF56DR 35番目に +24V 36番目に 0V を結線してください
SC-A0JIF28DR 27番目に +24V 36番目に 0V を結線してください
既設のA0J2のI/O端子を外して、リニューアルツールに取り付けるだけです。
現場でいきなり作業をするには面倒なので、事前に練習することをお勧めします。