三菱PLC/シーケンサ

三菱PLC/フリップ:フロップ回路

フリップ:フロップ回路とは、いわゆるフリッカー回路(点滅回路)と言います。

不規則なフリッカー回路だったり、タイマーを使い規則正しいフリッカー回路が作れます。

用途に応じて、異常用のフリッカー回路として使ったり、何かを要求する為の注意用フリッカー回路などがあります。

簡単な回路から、ちょっと複雑な回路まで3種類の回路を見比べて理解できればいいと思います。

基本的にシーケンサには、以下のクロックが用意されてます。

SM409 0.01秒クロック 5msごとにON/OFF
を繰り返す
SM410 0.1秒クロック  50msごとにON/OFF
を繰り返す
 SM411 0.2秒クロック   100msごとにON/OFF
を繰り返す
 SM412 1秒クロック  0.5sごとにON/OFF
を繰り返す
 SM413 2秒クロック   1sごとにON/OFF
を繰り返す
SM414 2n秒クロック SD414で指定の時間(秒)
ごとにON/OFFを繰り返す
SM415 2n(ms)クロック SD415で指定の時間(ms)
ごとにON/OFFを繰り返す

利用できるクロックがあれば利用し、必要なクロックは作成しましょう。

(1) X00をONするとY70がONし,X01をONするとY70がOFFします。

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(2) X02をONするとY70がONの間Y71がOFFし,Y70がOFFの間Y71がONになるフリップフロップをくり返します。

タイムチャート

(3) X2がONしたときフリップフロップを開始し,T0のタイマがONのときY70がONになり,
T1のタイマがONのときY71がONになります。(周期は10秒)

タイムチャート