KV-1000とでデーター収集装置を作りました。
(上の写真はバックアップ用にわが社で保管しているものです。)
今ではDT-100は生産終了となりましたが、今でもちゃんと稼働しています。
その時にやったことは、ホテルの稼働率系で部屋ごとの使用状態をエクセルで日報として作るものです。
単純に部屋ごとの使用時間を記録することです。
一般のホテルではないので、これで問題はないです。
1)部屋ごとの扉開閉のセンサーがすでについているので、それを利用して稼働率を作成すること
2)お掃除などの時は、スイッチで稼働率を一時停止させておく
3)24時間に1回更新し、日付ファイルとして自動セーブすること。
以上のデーターを収集できるDT-100を使用することにしました。
単純に相性の良いKV-1000を選びました。
同じメーカー(キーエンス)で質問も相談も楽にできるからです。
4)KV-1000にCFカードを装着しそこに記録を残すようにします。
停電やPLC故障が起きてもデータを保護することができます。
このCFカードはいつでも抜き差しができ、データを見ることができますが、
パソコンとオフラインでデータ受信が出来るようにしておきました。
これならば、いつでもパソコンからKV-1000のデータを読み出すことが出来るからです。
データさえ吸い出せれば、あとはエクセルで加工するだけです。
キーエンスのDT-100ではエクセルでデータ収集設定ファイルを作成することができ、マニュアルに沿ってロギング機能をセッティングします。
エクセルのセルの中にKV-1000のデバイスを設定し収集ファイルを作ります。
以下が作成した稼働率計(日報)です。
データさえ収集してしまえば、いろいろな表示方法で稼働率が作成できます。
a)基本の収集ファイル
b)基本データーを日報に変換します。
c)各部屋の時間管理と入出回数
KV-1000仕様
仕様
型式 | KV-1000 | |||
種類 | CPU ユニット | |||
性能仕様 | 演算制御方式 | ストアードプログラム方式 | ||
入出力制御方式 | リフレッシュ方式 | |||
プログラム言語 | 拡張ラダー、KVスクリプト、ニモニック | |||
命令語数 | 基本命令:68 種類 151 語 応用命令:35 種類 36 語 演算命令:83 種類 185 語 拡張命令:74 種類 106 語 合計:260 種類 478 語 |
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命令実行速度 | 基本命令:最小 25 ns 応用命令:最小 25 ns |
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プログラム容量 | 約 160k ステップ | |||
ユニット最大装着数 | 16 台 (エクステンションユニット接続時 48 台) | |||
最大 I/O 点数 | 拡張時 最大 3,096 点 (KV-EB1S/KV-EB1R:2 台増設時、64 点 I/O ユニット使用時) | |||
ビットデバイス | 入力リレー R | 合計 9,536 点 1 ビット | ||
出力リレー R | ||||
内部補助リレー R | ||||
内部補助リレー MR | 16,000 点 1 ビット | |||
ラッチリレー LR | ||||
コントロールリレー CR | 640 点 1 ビット | |||
ワードデバイス | タイマ T | 合計 4,000 点 32 ビット | ||
カウンタ C | ||||
データメモリ DM | 65,535 点 16 ビット | |||
拡張データメモリ EM | ||||
拡張データメモリ FM | 32,767 点 16 ビット | |||
テンポラリメモリ TM | 512 点 16 ビット | |||
高速カウンタ CTH | 2 点 32 ビット | |||
高速カウンタコンパレータ CTC | 4 点 32 ビット (高速カウンタ 1 点につき 2 点) | |||
インデックスレジスタ Z | 12 点 16 ビット | |||
コントロールメモリ CM | 11,999 点 16 ビット | |||
位置決めパルス出力 | 2 点 (最高出力周波数 100 kHz) | |||
CPU ユニット入出力 | 入力:16 点、出力:8 点 | |||
停電保持機能 | プログラムメモリ | フラッシュ ROM、10 万回書き換え可能 | ||
デバイス | バッテリによる 5年 (使用周囲温度 25 ℃ で停電保持状態時)*1 | |||
自己診断機能 | CPU 異常、RAM 異常、その他 | |||
一般仕様 | 電源電圧 | DC 24 V (±10 %) | ||
使用周囲温度 | 0 ~ +50 ℃ (氷結しないこと)*2*3 | |||
使用周囲湿度 | 35 ~ 85 % RH (結露しないこと)*2 | |||
保存周囲温度 | -20 ~ +70 ℃*2 | |||
使用雰囲気 | 塵埃、腐食性ガスがひどくないこと | |||
使用標高 | 2,000 m 以下 | |||
汚染度 | 2 | |||
耐ノイズ性 | 1,500 Vp-p 以上、パルス幅 1 µs、50 ns (ノイズシミュレータによる)、IEC 規格準拠 (IEC61000-4-2/3/4/6) | |||
耐電圧 | AC 1,500 V、1 分間 (電源端子と入出力端子間、および外部端子一括とケース間) | |||
絶縁抵抗 | 50 MΩ 以上 (DC 500 V メガにて電源端子と入出力端子間および外部端子一括とケース間) | |||
耐振動 | 断続的な振動がある場合 | 周波数 10 ~ 57 Hz | 片振幅 0.075 mm*4 | |
周波数 57 ~ 150 Hz | 加速度 9.8 m/s2*4 | |||
連続的な振動がある場合 | 周波数 10 ~ 107 Hz | 片振幅 0.035 mm*4 | ||
周波数 57 ~ 150 Hz | 加速度 4.9 m/s2*4 | |||
耐衝撃 | 加速度 150 m/s2、作用時間 11 ms、X,Y,Z 各方向 2 回 | |||
過電圧カテゴリ | II (KV-U7 使用時) | |||
内部消費電流 | CPUユニット:320 mA 以下 エクステンションユニット:KV-EB1S 15 mA 以下、KV-EB1R 25 mA 以下 (入力回路駆動用電流を除く) |
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質量 | CPU ユニット:約 290 g エンドユニット:30 g、KV-1000/700 用スタートユニット:30 g エクステンションユニット:KV-EB1S 約 90 g、KV-EB1R 約 115 g |
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価格(\) | 108,000 | |||
*1 対象デバイス R/LR/CR/T/C/DM/EM/FM/CTH/CTC/CM *2 システムとしての保証範囲です。 *3 制御盤内のユニット下側の温度で規定します。 *4 JIS B3502 IEC61131-2に準拠、掃引回数:X,Y,Z 各方向 10 回 (100 分間) |
DT-100仕様
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仕様
型式 | DT-100 | |||
一般仕様 | 定格電圧 | DC24V±10% | ||
消費電流 | 150 mA以下 | |||
耐ノイズ | 1500Vp-p パルス幅 50n/1µsec (ノイズシミュレータによる)*1 | |||
耐電圧 | AC1500V 1分間 (電源端子とケース間) | |||
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて3000MΩ以上 (電源端子とケース間) | |||
耐振動 | 断続的な振動がある場合 | 周波数10~57Hz | 振幅0.075mm*2 | |
周波数57~150Hz | 加速度9.8m/s2*2 | |||
連続的な振動がある場合 | 周波数10~57Hz | 振幅0.035mm*2 | ||
周波数57~150Hz | 加速度4.9m/s2*2 | |||
使用雰囲気 | じんあい・腐食性ガスがひどくないところ | |||
使用周囲温度 | 0 ~ +50℃ (氷結しないこと) | |||
使用周囲湿度 | 35 ~ 85%RH (結露しないこと) | |||
保存周囲温度 | -20 ~ +70℃ (氷結しないこと) | |||
保存周囲湿度 | 35 ~ 85%RH (結露しないこと) | |||
適合規格 | EN61326-1, Class A (EMI) EN61326-1 (EMS) UL508 | |||
質量 | 約330 g | |||
性能仕様 | データ収集機能 | 表形式ロギング、帳票形式ロギング、アラーム、イベントフォーカス、モニタ | ||
補助機能 | WEBサーバ、FTPサーバ、電子メール送信、FTPアップロード | |||
カレンダタイマ | 精度:±40秒/月 (+25℃) バックアップ:1次リチウム電池 (+25℃、寿命5年以上) |
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メモリ容量 | SRAM | 1Mバイト | ||
内蔵メモリ | ユーザ領域 5.5Mバイト | |||
ブザー | なし/大音量/中音量/小音量 | |||
入力仕様 | 24Vモード | 最小ON電圧 | 19 V | |
最大OFF電圧 | 6 V | |||
入力時定数(切替方式) | 10 ms | |||
入力最大定格 | DC26.4V | |||
入力電圧 | DC24V (2.3mA) | |||
出力仕様 | 出力ON時残留電圧 | 1.5V以下 | ||
出力OFF時漏れ電流 | 100 µA以下 | |||
出力定格負荷 | DC30V 100mA (MAX) | |||
*1 PoE OFF時の仕様です。 *2 JIS B 3502 IEC6113-2に準拠 掃引回数:X、Y、Z各方向10回 (80分間) |