慣れるまでの辛抱です。
自分なりのフォーマットを作り簡単に拾い出しできるようにするといいでしょう。
とりあえず
簡単なフォーマットがありますので、使ってみて下さい。
制御盤ハード・ソフト設計/実践ガイド無料版 には、エクセルシートがあります。
このページには、パターンをアップしていますので、
プリントアウトして使ってみて下さい。
第1段階
打ち合わせや設計資料を元に機器、用品、I/Oの拾い出しをします。
機器とは、動力モーター、電磁弁、ソレノイドバルブなどの事
用品とは、機器を動かすため操作するスイッチです。
では、順番に
1)動作する機械や電磁弁等を書きだす
2)センサーやリミットスイッチなどを書き出す
3)1)、2)で拾い出した機器に対してTAG-NOを記入する
4)動力が有れば 容量を記入する
後は、自分で気が付いた点や疑問点などを備考に残しておくと
質問事項としてすぐに質問が出来ます。
第2段階
拾い出した機器に対して、必要な部品を選択する
この時点では、必要な個数だけでいいです。
部品の型式など調べていると時間がかかります。
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モーターなら
ブレーカー、マグネット、インバーターが必要になります。
用品は切り替えスイッチ、押しボタン、表示灯が必要です。
入力信号は運転確認、サーマル、切り替えスイッチ、押しボタン
出力信号は運転指令、運転表示、異常表示など
このような必要な情報を表にしていくことにより、
具体的な数量が出てきます。
以下のような表を使って数を出してみましょう。
モーターの名称が1行しかないですが、
必要な個数だけ増やしてまとめましょう。
気になる事がある場合は、項目を増やして個数や数字を記入しておくと良いですね。
入出力については、客先により??%の予備を儲けなさいと指定してくる客先もありますのでプラスα しておくといいでしょう。
最後に一般的な用品を追加します。
異常リセット、ブザー停止、非常停止、電源入り、
ブザー、異常表示灯、
運転、停止、開、閉 などの押しボタンや動作表示灯は機器名称に入れておきましょう。
タッチパネルに入れるものも出てきますが、最初からタッチパネルに入れるならば、TPとか項目を追加しておくといいです。