FA eラーニング>FA機器・配電制御機器で
以下の図のような初級編その他中級編・上級編が無料で学べます。
回路構成
以下が自己保持回路(ホールド回路)と言います。
上段がハード回路、下段がラダー回路となります。
どちらもA接点、B接点と表現します。
ハードリレーは4接点のリレーとなり、それ以上の接点が必要な時は2個、3個と増やしていきます。
ラダー回路での接点の制約数は無いので気にしないで使用できます。
① 上記の回路では、A接点の信号がONされた時に CR1 がONします。
スポンサーリンク *****************
② 自己保持回路が出来ます。
③ A接点の信号がOFFされても CR1 はONのままになっています。
④ B接点のリレーがONすると導通が無くなり CR1 はOFFとなります
⑤ 自己保持する前の回路に戻りました。
<<注意>>
A接点の信号がONのままB接点のリレーをONした場合、CR1 はOFFとなりますが、
B接点のリレーがOFFするとすぐに CR1 はONとなります。
以上のようにリレーシーケンスもラダーシーケンスも自己保持回路(ホールド回路)と
それをリセットする回路がペアとなって物が動作することです。
ラダーシーケンスでは 同様な命令語があります。
ホールドするのに SET命令
解除するのに RSET命令があります
似たような動作となるので、容易に使ってしまいがちですが、
自己保持回路(ホールド回路)は、何かあった時にホールドが切りやすいような回路となっているので、
特別な場合を除いて使用しないようにしましょう。