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B接点の構造
常に接点が接触していて導通状態となっています。
ボタンを押すと接触している接点は離れるのんで導通状態ではなくなります。
A接点では と表示しましたが
B接点では と表示します。
ラダ―回路では と表示します。
ラダー回路では、全てのB接点が と表示します。
B接点がシーケンサの入力に割り当てられると
信号レベルは常にONで入力されている状態になります。
ラダ―回路を作成するうえでは信号レベルを逆に考える必要があります。
サンプル回路
非常停止などの接点はB接点を使うことが多いので説明します。
———-押しボタンから input X001
———-内部回路 M011
——–output Y100
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———-Y100 output からリレー出力
1)input X001 は通常ONしているので A接点を使うとON状態となります。
2)input X001 は通常ONしているので B接点を使うとOFF状態となります。
3)M011は正常時OFFとすると
押しボタンが押されると input X001 はOFFとなり Y100がONします。
この時ホールド回路が成立し自己保持回路となります。
4)押しボタンは離しても自己保持していますので
Y100からCR1がONします。
ここで初めてCR1の接点を利用しハード回路の構成が出来ます。
<<参考>>
常時B接点の回路はシーケンサ電源投入時にONしていないと判断してしまうことがあるので
イニシャル時(電源投入時)にタイマーで送らせることが必要です。
電源投入時に瞬間X001がOFF状態、その為Y100がONしてしまいホールドします。
それを回避するために、電源投入時 1秒ほどのタイムラグを設けます。